アレルギー

服用は妊娠中控えた方がいい?

タイの北部やミャンマーに育つマメ科の植物「プエラリア」は、昔から現地の人たちに食べられてきたものです。美肌や美乳に効果ありと言われ女性に大変人気の高いサプリメントですが、妊娠中の摂取は安全なのでしょうか?

プエラリアには女性ホルモンエストロゲンと同じ作用があります。
しかも、イソフラボンが大豆イソフラボンの40倍も含まれており、身体に与える影響は超強力です。
女性ホルモンは、バランスよく分泌されていれば問題ありませんが、多すぎたり少なすぎたりするとすぐに女性は体調を崩します。
そのために、女性ホルモンの過不足からくる身体の不調に大きく役立つのです。
赤ちゃんが欲しい人にも、血流をよくし冷え性を解消し妊娠しやすい身体を作ってくれるため摂取している人は多いでしょう。

しかし、妊娠をした場合は少し事情が変わってきます。
妊娠中はホルモンの分泌が普段の身体と違います。
プエラリアを摂ると女性ホルモンが増加してしまい、子宮に刺激を与えることになるのです。
そして、不正出血を起こしてしまいそのまま流産してしまう恐れもあるのです。

もし、妊娠前に摂取をしても、妊娠が発覚した時点で、プエラリアの使用は中止してください。
例え妊娠中であっても女性がきれいでいたいのは当たり前の感情です。
しかし、そこばかりを気にして飲み続けていたら大切な赤ちゃんを失ってしまう可能性があることをしっかりと心に刻んでおいてください。

また、授乳中も、母乳にプエラリアの成分が入り込みそれを飲んだ赤ちゃんに悪影響があります。
未発達の赤ちゃんの身体のホルモンバランスが崩れてしまう恐れがあるのです。
赤ちゃんには処理しきれない成分だということをしっかり頭に入れておくとよいでしょう。

妊娠するということは、体調や外見的に変化が現れるだけでなく、自分の身体にもう一人の命が宿るということなのです。
自分だけがいいという判断はしてはなりません。
摂取しては危険な成分をチェックし、自らの健康と赤ちゃんの命を守ることを最優先にしてください。